用紙・各種長さの確認、及び、長さ単位変換サービスサイトです。 はがき・封筒・紙・名刺等のサイズ一覧表があり、印刷に必要なピクセル数なども調べることができますので、 サイズのことで困った際にお役立て下さい。

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写真用紙のサイズ


各写真用紙サイズの寸法のまとめです。

(寸法単位:mm)
サイズの名称寸法(mm)縦横比率備考
DSC89 x 1191 : 1.34コンデジのアスペクト比と同じ
L判89 x 1271 : 1.43最もポピュラーなサイズ
はがき100 x 1481 : 1.48官制はがきと同サイズ
KG判102 x 1521 : 1.49海外では最もポピュラー
2L判127 x 1781 : 1.4L判サイズの2倍
キャビネ130 x 1801 : 1.38モノクロ手焼き時代からのサイズ
六切203 x 2541 : 1.25モノクロ手焼き時代からのサイズ
A4210 x 2971 : 1.41写真、ドキュメントにも一般的
四切254 x 3051 : 1.2モノクロ手焼き時代からのサイズ
A3297 x 4201 : 1.41写真、ドキュメントにも一般的
A3+(ノビ)329 x 4831 : 1.47比較的新しい写真サイズ
半切356 x 4321 : 1.21モノクロ手焼き時代からのサイズ
A2420 x 5941 : 1.41写真よりドキュメントで一般的
全紙457 x 5601 : 1.23旧来の原紙写真サイズ
大全紙508 x 6101 : 1.2旧来の原紙写真サイズ
全倍600 x 9001 : 1.5全紙の約2倍

写真サイズの由来


写真用紙のサイズは時代の変化、カメラやプリンタの発展に合わせて新しいサイズが設定されたり、古いサイズが消えていったりという風に移り変わっていっています。
中でも、
1.普及タイプのサービスサイズが変化してきたサイズ
2.モノクロ手焼き時代からの旧来のサイズ
3.家庭用インクジェットプリンタの登場により一般的になってきたサイズ
これら3つのタイプが混在、共存しているのが現在の写真サイズといったところではないでしょうか。ざっくりとですが、タイプ毎に下記に記載していきます。

普及タイプのサービスサイズが変化してきたサイズ

 写真印刷の初期の頃には、Aサイズ(64×89mm)、Bサイズ(89×89mm)、Cサイズ(69×89mm)の3種類を普及サイズとして定めていましたが、 後に、より大きな写真を求めるユーザーに対応するため、Dサイズ(89×127mm)、Eサイズ(82.5×117mm)、Fサイズ(76mm×106mm)が追加されました。
1970年台の「サービス判」の標準は、Eサイズ(82.5x117mm)でした。
やがて自動写真処理機(QSS)が開発され、それまで手作業で行っていた「引き伸ばし」作業が町の写真屋さんでも自動化できるようになると、「サービス判」の標準はより大きな「Dサイズ」へと移りました。
「Eサイズ」に比べて少し大きめのサイズということで「L判(Large)」と呼ばれるようになり、「Dサイズ」という規格名称も一般に分かりやすい「Lサイズ」と改称されました。

モノクロ手焼き時代からの旧来のサイズ

 キャビネ、六切、四切、半切などこれら写真サイズは全紙サイズの用紙を幾つに切ったかに由来しており、写真サイズの名称の中で、“切”(せつ、きり、ぎりと読む)というものがあるのはそのためである。

その後、写真店で自動写真処理機(QSS)が普及してきてからは、欧米のインチ(1 inch = 25.4mm)に基づいた写真用紙サイズが一般的となったが、4inch(102mm)、5inch(127mm)、6inch(152mm)、8inch(203mm)、12inch(305mm)幅のインチサイズロールが自動処理機での主流であったため、引き続き、六切(203x254mm)、ワイド六切(203x305mm)、四切(254x305mm)、ワイド四切(254x365mm)などは一般的な大伸ばしプリントサイズとして認知され続けてきた。

家庭用インクジェットプリンタの登場により一般的になってきたサイズ

  デジタルカメラ、自宅インクジェットプリンタの登場以降、写真店にフィルムや画像データを持ち込まずに、自宅インクジェットプリンタを使用し写真をプリントするというトレンドが新たに誕生した。
インクジェットプリンタは、コピーなどオフィスのドキュメント用途として先行普及したため、A判サイズのプリントなどがベースとなっている。
また、元々は縁なし印刷のできないプリンタが多かった時代に、A3サイズ全面のプリントを作りたい時に余白を切り落として使うという目的からA3+(ノビ)サイズが設定された。


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