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現在では、あまり見かけない写真サイズになりましたが、モノクロ時代には『カピネ』の呼ばれ方で一般的な写真用紙サイズでありました。
今では、手焼き用の写真用紙でのみキャビネサイズの用紙が販売されています。
厳密には、キャビネサイズには2種類あり、それぞれ小キャビネ(120x165mm)、大キャビネ(130x180mm)と区別されています。
上述しているようにキャビネサイズはモノクロ時代には一般的な写真サイズでありましたが、今ではほとんど見かける事はなくなりました。
これは全紙サイズの用紙を幾つに切ったかに旧来の写真紙のサイズが由来しており、写真サイズの名称の中で、“切”(せつ、きり、ぎりと読む)というものがあるのはそのためである。
その後、写真店で自動写真処理機(QSS)が普及してきてからは、欧米のインチ(1 inch = 25.4mm)に基づいた写真用紙サイズが一般的となった。
4inch(102mm)、5inch(127mm)、6inch(152mm)、8inch(203mm)、12inch(305mm)幅のロールから切られた写真サイズ、L判(89x127mm)、KG判(102x152mm)、2L判(127x178mm)、六切(203x254mm)、四切(254x305mm)などがそうである。
現在では、カメラのデジタル化以降、家庭用インクジェットプリンタが普及したことに伴い、A4,A3,A3+,A2などのA判サイズの写真サイズがよく使われるようになってきている。
坪量とは用紙1㎡当たりの重量のことであり、「g/㎡」で表記します。 一般的な写真用紙の坪量は約230g/㎡程になります。同じ厚さの230g/㎡用紙の場合、キャビネサイズ1枚当たりの重さは約5.38g/枚となります。 上計算式にて、用紙の坪量(g/㎡)から1枚あたりのg(重さ)を調べる事ができますので、ご利用下さい。